知的財産管理技能検定とは、発明や商品デザインなどの実務において、課題を発見したり解決する能力を測る資格です。
商標や著作権などの法律知識と実務の能力を測るためにも使われています。
この資格には1級・2級・3級があり、旧検定の合格実績は、国家検定へ移行した後も有効になっています。
また、受験料は1級が31900円、2級が15000円、3級が11000円となっています。
知的財産管理技能検定の難易度は、当たり前かもしれませんが級数が上がるほどに高くなります。
特に1級は合格率が10%未満です。また、2級は30%程度、3級は70%程度と難易度に開きがあります。
学科試験
1.知的財産に関する業務について4年以上の実務経験を有する者
2.2級技能検定の合格者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
3.知的財産検定1級、準1級、2級の認定者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
4.学校教育法による大学又は大学院において検定職種(1級)に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
5.3級技能検定の合格者で、知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者
6.ビジネス著作権検定上級の合格者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
実技試験・・・・1級技能検定学科試験の合格者
2級
学科試験・実技試験
1.知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者
2.3級技能検定の合格者
3.知的財産検定2級、準2級の認定者及び2級科目試験の合格者
4.学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者
5.ビジネス著作権検定上級の合格者
3級
学科試験・実技試験
知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者
知的財産管理技能検定の資格を取得しておくと、資格概要の項でも書いたのですが、発明や商品デザインに始まり、商標や著作権といった知識までを持っていることを証明できます。
弁護士のサポートや弁護士事務所で働きたいのであれば、この資格は有利に働くと思います。