特殊建築物等調査資格者とは、特殊建築物の構造や建築設備の定期的な検査を行う者のことです。
特殊建築物とは、学校や病院、映画館やビルなどのことです。
また、業務独占資格に指定されているため、この資格を取得している者しか仕事をすることはできません。
この資格は講習によって取得できる資格です。
受講料に関しては、テキスト代を含めて49350円となっています。
特殊建築物等調査資格者の資格は講習によって取得できるので、難易度は易しめだと言われています。
しかし、講習の最後には修了試験があるので、注意が必要です。
また、講習は4日間かけて行われ、特殊建築物の知識や法律、防火や避難の方法なども講習に含まれています。
特殊建築物等調査資格者の講習を受けるには、建築に関する実務経験が必要です。
必要な実務経験は、学歴によって変化しますがたとえ学歴が全くなくても、建築に関する実務経験が11年以上ある者は受講することができます。
特殊建築物等調査資格者の資格を取得していると、建設会社などで仕事ができます。
敷地構造や建築物の定期検査を行うことで、建物を利用している者の安全を守ることができることが仕事の良さでしょう。