石綿作業主任者とは、人体に有毒な石綿(アスベスト)を使用している建築物や工作物の解体などを安全に行うことができる者のことです。
主に作業従事者が石綿に汚染されないような作業の方法を決定し、そのための予防装置の点検や作業の指揮を執ります。
また、この資格は講習によって取得できる資格となっています。
受講料に関しては、10000円前後になっており、受講する場所によって異なります。
石綿作業主任者の資格は講習によって取得できるため、難易度は易しめだと言われています。
講習は2日間、11時間かけて行われ、健康障害やその予防に関する知識や作業環境の改善に関する知識などを学習します。
講習の最後には修了試験があるので注意しましょう。
石綿作業主任者の講習を受けるためには、年齢による制限がありますが他に学歴や実務経験がなくても受講できます。
年齢は18歳以上であれば誰でも受けることができるようになっています。
石綿作業主任者の資格を取得していると、化学物質の除去作業を行う企業などで活躍できます。
必置資格ともなっているので、この資格を取得していれば就職にも有効でしょう。