マンションの「管理業務主任者」とは


2000年に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」に基づいて、2001年に「マンション管理士」とともに設立されたのが、「管理業務主任者」という国家資格です。

「管理業務主任者」は、管理の前提となる管理受託契約の重要事項の説明から、受託した管理業務の処理状況のチェック等から、その報告までを行ないます。

マンション管理のマネジメント業務を担っているわけです。

不動産仲介業を営む際に宅地建物取引主任者が必要であるのに対し、マンション管理業を営む際に、事務所ごと国土交通省令で定める人数の「管理業務主任者」の設置が義務付けられています。

「管理業務主任者」になるためには、国土交通省が指定する機関で実施される管理業務主任者試験を受験して、合格する必要があります。

この試験は年に一回行われる国家試験で、合格率は20%弱です。

余談ですが、時期を同じくしてできた「マンション管理士」の合格率は9%弱です。

どちらもマンション管理に関する勉強が必要なため、両方受験する人も多いとの事です。

管理業務主任者試験に合格して、管理業務主任者として業務に従事しようとする方は、住所地を管轄する地方整備局長等の登録を受けなければなりません。

ただし、国土交通大臣の登録を受けるためには、登録申請時までに2年以上の実務経験が必要になります。

実務経験が2年未満の方は、国土交通大臣の登録を受けた者が行う登録実務講習を受講しなければなりません。

そして修了試験に合格すれば、2年以上の実務経験を有するものと同等以上の能力を有するものと認められます。

(管理業務主任者として業務に従事する予定のない方は、登録の必要はありません。

登録を受けなくても合格の資格は無効にはなりません。

国家資格としての知名度が上がったことにより、試験は年々難しくなる傾向にあるようです。

 

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