においから環境を考える国家資格、臭気判定士


最近、においに敏感な方が増えてきています。

日常生活の中で、悪臭が問題となる場面も少なくありません。

公共の場などで、思わぬ悪臭に悩まされた経験のある方も少なくないでしょう。

そんな中で、臭気判定士という職業に注目が集められています。

臭気判定士とは、悪臭防止法に基づき設けられた国家資格です。

工場や事業所から出る排気ガス等の臭いを数値化することを仕事内容としています。

最近では、様々な臭いの評価をする場面で、臭気判定士が活動しています。

臭気判定士は、嗅覚測定法を行うオペレーターとして位置づけられています。

嗅覚測定法とは、嗅覚によって対象物の評価を行うことです。

悪臭の分野および香料の分野、どちらも実施していきます。

臭気判定士になるには筆記試験と嗅覚検査をどちらも合格し、臭気判定士免状の交付を申請しなければなりません。

嗅覚が特に優れている必要はありません。

18歳以上であれば誰でも試験を受けることができます。

臭気判定士の勉強をする学校は全国的に見ても見当たりません。

ですので臭気判定士の試験勉強は、独学でされている方がほとんどです。

臭気判定士の就職先は、理系の現場が多いとされています。

特に、悪臭が懸念される工場などで働く際に有利です。

臭気判定士としての技能が高ければ、化粧品会社で働くことも可能です。

一般に女性の方がにおいに敏感であるとされています。

そのため、女性の臭気判定士も増えてくると考えられています。

まだまだ歴史の浅い国家資格ですが、今後さらなる需要が高まるでしょう。

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