国家試験、作業療法士の需要


高齢化社会の到来で、デイケアホームなどの高齢者用福祉施設も急増しています。

医療関係でも高齢者の利用頻度が増加傾向で、運動が困難である方はリハビリテーション施設を利用するようになりました。

特に整形外科でのリハビリを目的とする患者数は、増える一方でリハビリを指導する作業療法士の育成に追われているのが現状です。

しかし、作業療法士の資格は国家試験合格者に限られ、資格保持者の獲得に病院が付いていけていない問題があるのです。

総合病院や、リハビリ専門病院などは多くの作業療法士を雇用することが出来ます。

ただ、規模の小さな民間病院では人件費の関系から雇うに至らないこともあります。

作業療法士は大学の3年か4年、専門学校を卒業後に、国家試験を受けて基準点を達して入れば資格を取得することができるのです。

受験資格を与えられるのは、厚生労働大臣が指定した作業療法士養正施設、または、文部科学省が指定した学校を卒業しなければなりません。

試験内容は、作業療法に基づているリハビリテーションの医学を中心に、臨床心理学・運動学・生理学・解剖学・病理学概論などが出されます。

筆記試験と実地問題が出題され、かなりの難問です。

国が福祉に力を注ぐようになり、作業療法士の需要は増えているのですが、結婚などを理由に退職するものも多いため、雇用とのバランスが取れていません。

この問題を解消するには、作業療法士の勉学にかかる費用を安価にして、就職した際の給与を上げるほかありません。

介護保険として、高齢者から徴収している金額を有効利用すれば十分まかなえるはずなのです。

ただ間に合っていない以上、改善策を見つける必要があるようです。

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